にいに
ねえね
2020年7月よりワイモバイル(Y!mobile)が料金プラン「スマホベーシックプラン」のサービス内容を改訂しました。事実上の新プラン誕生です。
2020年7月1日に「スマホベーシックプランM/R」を改訂し、月間の高速データ通信量を使い切った場合の通信速度が最大128kbpsから1Mbpsになります。また、「スマホベーシックプランM」の月間の高速データ通信量が9GBから10GBになります。
引用元:Y!mobile公式サイト
これは間違いなく、楽天モバイルの4月から開始した新プラン「Rakuten UN-LIMIT(楽天アンリミット)」に対抗したもの。
今回、楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT」とYモバイルの新プラン「スマホベーシックプラン」を比較し、どっちがお得でおすすめなのかお答えします。
この記事を書いている僕は、格安SIMの呪いにかかって早10年。節約と快適さを追及するがあまり多数の格安SIM会社を転々としてきました。もちろん「楽天モバイル」と「Yモバイル」両方とも契約したことがあり、どちらも高品質通信であることは経験済みです。
そんな格安SIM大好きの僕が今回、どっちがいいのか白黒ハッキリさせようと比較したくなった訳です♬
先に結論を言っちゃうと、どっちがお得でおすすめなのかは、その人の生活圏や使い方で決まります~♬
Contents
比較対決!楽天モバイルとワイモバイルどっちのプランがお得でおすすめ?
では、それぞれどんなプランがあるか比較してみましょう。まずは最近新プランを出してきたYモバイルから解説します。
▼Yモバイル公式サイト▼
Yモバイルのプランは3つあります。
- Yモバイル「スマホベーシックプランS」:2680円/月(3GB/月)
- Yモバイル「スマホベーシックプランM」:3680円/月(9GB/月)
- Yモバイル「スマホベーシックプランR」:4680円/月(14GB/月)
▼楽天モバイル公式サイト▼
楽天モバイルのプランはなんと1つのみ。
- 楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT」:2980円/月(無制限 or 10GB/月)
にいに
ねえね
後ほどの説明で分かりますが、Yモバイル「スマホベーシックプランM」が楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT」を意識したプランと言えそうです。
よって、以降は「スマホベーシックプランM」と「Rakuten UN-LIMIT」を比較していきます。
通話料比較
通話料金を比較します。
- Yモバイル「スマホベーシックプランM」:無料(1回10分以内)
- 楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT」:無料(Rakuten Linkアプリ使用時)
勝負は「楽天モバイル」がWinner!
ただし、通話が毎回10分以内であればYモバイルも無料なので、引き分けです!
データ容量比較
基本データ容量を比較します。
- Yモバイル「スマホベーシックプランM」:9GB➡10GB/月(ソフトバンク回線エリア)(2020年7月改訂後)
- 楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT」:無制限(楽天回線エリア) 5GB/月(au回線エリア)
まず、Yモバイルが行なう対抗処置として、金額そのままでデータ容量を10GB/月へアップします。
実はこの10GB/月は先に先手を打って出た、UQモバイル「スマホプランR」に合わせたような形。➡その記事はこちら
とは言え、10GB/月のインパクトは大きいです。
よって勝負は引き分け!
理由は5GB/月以上使わない人が大半だから。
ただし、楽天回線エリアが生活圏の人は使い方によっては「Rakuten UN-LIMIT」は無制限なので最強です。
もちろん、楽天回線エリア外が生活圏の人は、「スマホベーシックプランM」の10GB/月の方がお得だよね。
データ容量超過後の通信速度比較
データ容量を超過した際の通信速度を比較します。
- Yモバイル「スマホベーシックプランM」:最大1Mbps 使いたい放題(2020年7月改訂後)
- 楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT」:最大1Mbps 使いたい放題
こちらも、Yモバイルが行なう対抗処置として、まったく同じ1Mbpsに合わせてきました。
だから勝負は完全引き分け!
1Mbpsが意外と実用的な速度なのはご存知だろうか。
例えば、1Mbpsあれば、AmazonプライムのAmazon Musicを快適に再生できる可能性が高く、聞きたい放題で楽しめる。
実際、僕はUQモバイルの「スマホプランS」の節約モード300kbpsで、ほぼ問題なくAmazon Musicを再生してるし、YouTubeも画質は低レベルに落ちるけど何とか再生できてる。
だから1Mbpsになると、Amazon Musicは完璧な再生になったり、YouTubeも画質が上がる可能性が十分高いのである。
※Amazonプライムはたった月500円で動画は観たい放題・音楽は聴きたい放題・本は読みたい放題など他にも特典いっぱいの生活が快適になるサービスです。Amazonプライムについてはこちらの記事「Amazonプライム会員でできることはなんと14特典!お得な年会費も分かりやすく解説!」で詳しく紹介していますので是非いっしょにご覧ください。
データ繰り越しサービス比較
余ったデータ容量の繰り越しサービスを比較します
- Yモバイル「スマホベーシックプランM」:繰り越しサービスなし
- 楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT」:繰り越しサービスなし(そもそも楽天回線エリアなら無制限)
勝負は引き分け!
そもそも、データ繰り越しサービスって賛否両論あって、データをたくさん振り越しする場合は、その人の使い方にプランが合っていないってことなのよ。
そういう人は、いつも繰り越して上限まで溜まり、使い切ることはない。だから、あまり意味のないサービスと言うことで両社とも対応していないと思われます。
とは言え、楽天回線エリアならデータ容量無制限である「楽天モバイル」の方がメリットが高いよね。
自宅でテザリングして無制限のWi-Fiを構築できちゃうよね。
割引サービス比較
割引サービスを比較します。
- Yモバイル「スマホベーシックプランM」:2台目以降3180円(500円引き)
- 楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT」:割引きなし(先着300万名のみ1年間無料)
勝負は「Rakuten UN-LIMIT」がWinner!
Yモバイルは割引されても、楽天モバイルよりちょっと高いです。
って言うか、先着300万名で「楽天モバイル」を利用した人は絶対お得!
なぜなら、縛りなし、解約金なしだから・・・これって1年お試し無料でしょ♬
縛り(最低利用期間や解約料)比較
縛り制限を比較します。
- Yモバイル「スマホベーシックプランM」:縛りなし
- 楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT」:縛りなし
勝負は完全引き分け!
文句なしです。
海外無料データ通信対応比較
海外での無料データ通信対応を比較します
- Yモバイル「スマホベーシックプランM」:なし
- 楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT」:2GB/月
勝負は「楽天モバイル」がWinner!
理由は、Yモバイルは無料データ通信容量がない為、国際ローミングでデータ通信をやることになり、高額な通信料が発生する可能性があるのでご注意を。
でも、海外に行かない僕の中では引き分けです(笑)
まとめ.【結論】生活圏と使い方でどっちがお得かを決めよう!
まとめます。
金額だけみると、楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT」の方が安い。
なぜなら、Yモバイルは、6ヶ月間のみ「新規割」で同額の2980円ですが、その後700円アップします。
「家族割」適用でも、楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT」の方が安いです。
しかし、僕はあまり、金額だけで選ぶのは反対です。
スマホは、通信が快適にできてこそスマホなのです。
よって、以下の基準で選ぶのをオススメします。
Yモバイルが向いている人
- いままで、ソフトバンクを使って快適だった人
- 楽天回線エリア外で5GB/月以上使う人
- ヤフーのサービスを頻繁に利用する人
楽天モバイルが向いている人
- いままで、auを使って快適だった人
- 生活圏(少なくとも自宅)が楽天回線エリア内である人
- ビジネスなどで電話番号を使った通話をよくする人
- Wi-Fiモバイルルータとして使いたい人(楽天回線エリアなら最強)
- 海外へよく行きその都度プリペイドSIMを購入している人
- とりあえず1年間無料で試したい人
上記の通りで、あなたはどれに当てはまりますか?
しかし、楽天モバイルはかなり、勝負に出てきたプランと言えます。
▼楽天モバイル公式サイトはこちら▼
とは言え、楽天回線エリアでの通信サービスがこの先安定し続けれるかは未知の領域。僕は新しもの好きなので、さっそく楽天モバイルを契約済みです。使用した感想など「【レビュー】評判が悪い?楽天アンリミットを実際に使った僕の正直な感想!」で詳しく解説していますので、よろしければご覧ください。
また、Yモバイルはソフトバンクの格安SIMブランド。Yahooもまたソフトバンクグループです。だから、Yモバイルに加入するとYahoo!プレミアムの特典が使えるようになり、ショッピングや各種サービスをお得に利用できちゃう。
▼Yモバイル公式サイトはこちら▼
この先も、節約と快適を追い求めていきたいと思います。
では、ハッピーなスマホライフをぜひ!またねー