誰もが迷うノートパソコンのサイズを何インチにしたらいいのか。
にいに
ねえね
初心者はどの大きさでも結局悩んでしまうのがノートパソコンなのです。
昔の僕もノートPCのサイズで悩み過ぎて、なかなか購入できませんでした。
この記事を書いている僕はエンジニアでパソコン歴30年以上。
会社ではパソコン調達担当として多くのノートPC選定・購入実績あり。
自宅でも常にパソコンに向き合うコンピューターオタクなのだ。
そんな僕が先日ノートパソコンを注文した際にある事にふと気付いたのです。
サイズを割と迷わずに選んでる♬
僕の中で選定基準がハッキリと明確になっていたのです。
今回、ノートパソコンサイズで迷ってる人へ僕の選び方を共有したいと思います。
参考になれば幸いです。
Contents
ノートパソコンのサイズって何インチが快適?まずはサイズの違いを理解しよう!
現代のノートパソコンの大きさは多種存在しますが、大きく分けて以下のサイズになります。
- 11インチ(正確には11.6インチが多い)
- 13インチ(正確には13.3インチが多い)
- 14インチ
- 15インチ(正確には15.6インチが多い)
- 17インチ(正確には17.3インチが多い)
にいに
他にもっと小さいサイズのノートPCもあるが本記事の読者がほしい情報ではないと思うので割愛します。
そして、「〇〇インチはパソコン本体の大きさのことである」と割と多くの方が勘違いをしています。
ねえね
〇〇インチは液晶パネルの大きさ(画面サイズ)の事で、さらに液晶パネルの対角の距離を意味しています。
「1インチ」は「2.54cm」なので、14インチなら「2.54 × 14 = 約35.5cm」です。
主流の各サイズをcmで表すと以下の通り。
インチサイズ | cmサイズ |
11.6 インチ | 約29.5 cm |
13.3 インチ | 約34 cm |
14 インチ | 約35.5 cm |
15.6 インチ | 約40 cm |
17.3 インチ | 約44 cm |
重ねて液晶サイズ比較したイメージはこちら。
とは言え、実際は液晶パネルの周りにフレーム(ベゼル)があるので本体の対角サイズとしてはひと回り大きくなるのでご注意を。
ざっくりですが「11インチ」と「17インチ」では対角で約15cmも差があると理解しましょう。
また、よく売れるサイズの「13インチ」と「15インチ」は約6cmの差があります。
まずは、このサイズ感をイメージすることが選定する上でとても大事なのです。
今年2020年2月頃、日本PCシェアNo.1と話題になったHPのノートパソコンで本体サイズを見てみます。
デザインもシャープで人気の以下モデルは13.3インチ(34cm)ですが、本体サイズは横幅30.6cm奥行19.4cmです。
メーカーによってデザインも違うので一概には言えませんが、液晶の対角サイズ(cm)に対して本体横幅は少し小さくなるイメージですね。
ノートパソコンの使用目的は何ですか?用途を明確にすると欲しいサイズが分かるよ!
さて、ノートパソコンのサイズの意味が理解できたところで、サイズの選び方の本質に入っていきます。
にいに
そこで質問ですが、購入予定のノートパソコンはどこで何に使用しますか?
ねえね
使用目的を聞いていますが、意外と明確に答えられない人が多かったりします。
ここがブレると迷うことになってしまうのです。
でも、使いながら決まっていくことでもあるので正確に答えられなくてもOKです。
以下のチェックリストで用途・目的をイメージしてみてください。
用途・目的 | 15インチ以上 | 14インチ | 13インチ以下 |
どこで使う? | 自宅のみで使う | たまに外で使う | 頻繁に外で使う |
何をする? | 動画・映画鑑賞が主 | 書類や文章を作成が主 | ネットで調べ物が主 |
上記の通り2つの側面から絞り込んでいき、統合的に答えを出す感じです。
たまに外でも使うなら14インチがおすすめです。15インチ以上は毎日持ち歩くにはかなり苦痛ですし、バックもそれなりに大きなものが必要もなります。外で使う頻度が多ければ、コンパクトで且つそこそこ画面も広い13インチも良い選択でしょう。
とは言え携帯性を重要視するなら11インチもあり。
にいに
でも、書類や文書作成が主であれば11インチはキーボードが小さく打ちにくいので、あまりおすすめしません。
ねえね
ほとんど自宅のみで使用するなら15インチ以上がおすすめです。17インチなら映画を観ても迫力があるし、大きいノートPCなら何をやっても困ることはありません。大は小を兼ねるって感じです。
13インチ以上であれば、解像度はFHD(1920×1080)以上を選びましょう。画面上の作業性としてFHDは最低条件です。
僕は解像度FWXGA(1366×768)の11インチも持っていますが「持ち運び重視」と言う位置づけで割り切って使っています。
どうでしょうか。本記事を読む前よりは、自分の欲しいサイズが少しでも見えてくればOKです。
ノートパソコンの種類は大きく分けて3つある。それぞれの特徴を理解しよう!
近年はモバイル化も進み、多種多様なノートパソコンが存在します。
にいに
大きく分けて3種類のタイプに分かれます。
- スタンダードノートパソコン
- モバイルノートパソコン
- 2-in-1タブレット型ノートパソコン
自分のスタイルに合わせて選ぶのが良いですが、こちらも結構迷う人がいます。
僕のようにデザインがカッコイイと言う理由で選んだりするのもありかなっと個人的には思います。
ねえね
とにかく気に入ったものを購入することが一番大事でしょう。
それぞれの特徴とおすすめの人を解説しますので参考にしてみてください。
【スタンダードノートパソコン】の特徴とおすすめの人
昔からある伝統的なノートPCスタイルです。
特徴
- DVD-Rドライブ内蔵モデルもあり、仕事と遊び両方で使える
- CPU性能が高いハイエンドモデルがある
- 大きなバッテリーを搭載した長時間モデルがある
本当にDVDドライブを搭載しているノートPCは少なくなってきました。ソフトもダウンロードで購入する時代ですからね。
とは言え、やっぱりDVDドライブはあった方が便利って方も多く、根強い人気があります。
安いモノからハイエンドの高いモノまで選択肢が幅広いです。
とくに持ち運びしない人におすすめです。
ただし、僕ならモバイルノートPCにして、USBで接続する外付けのDVDドライブを購入しますね。
【モバイルノートパソコン】の特徴とおすすめの人
持ち運ぶことを前提としたノートPCスタイルです。
僕の中では、DVDドライブを搭載してなくて、14インチまでならモバイルノートPCですね。
特徴
- スタイリッシュ(薄型スリム)
- 軽量
- 意外と長時間バッテリー駆動モデルもある
会社や学校はもちろん、旅行など出先に持ち運ぶことを想定しているため、比較的軽量です。
しかもスタイリッシュでカッコイイモデルが多い。
DVD-Rドライブの必要性が落ちてきた現代では主流のノートPCスタイルと言える。
少しでも持ち運ぶ可能性がある人におすすめ!
【2-in-1タブレット型ノートパソコン】の特徴
タブレットにもなる新しいタイプのノートPCスタイルです。
特徴
- 逆方向へ完全に折り曲げてタブレットとして使用できる
- 液晶パネルとキーボードパネルが分離するタイプあり
- ペンが使って液タブ(ペンタブ)として使えるモデルあり
2-in-1が登場したころは用途がハッキリしないなぁと思ってましたが、最近ではしっかり確立されたノートPCスタイルです。
特に液晶パネルとキーボードパネルが分離するタイプは、液晶パネル側がタブレットそのもの。そしてペンを使えるタイプも増えてきており、お絵描きができちゃう。
タブレットのように使いたい、デザインをやりたいって人におすすめです。
まとめ.ノートパソコンの大きさは使用目的で選ぶべき!
いかがでしたでしょうか。
僕流のノートパソコンサイズの選び方を紹介しました。
特に重要なポイントを整理します
- どこで使うかを明確にする
- 主に何をするかを明確にする
この2つが分かれば、どのサイズがほしいか絞り込めるはずです。
絞り込めたら各社のノートパソコンを調べてみましょう。
にいに
ねえね
また、近年は「ゲーミングノートパソコン」と言われるジャンルがあり人気です。
名前の通りゲーム目的ですが、CPU・GPUの性能が高く冷却機能も詰め込むため、割と厚さがあるノートPCが多い印象。
ゲームもやってみたい方は選択肢に入れましょう。もちろんゲーム以外でも普通に使えますよ。
では、ハッピーなパソコンライフをぜひ!
最後までお読みいただきありがとうございました。またねー