今やゲームは「eSports」と言う形でプロスポーツの一種として認められ、世界競技人口は1億人以上と言われています。
ゲームの種類によっては、使用している道具で勝ち負けが左右されてしまうことも。
へー、例えばどんなゲームなの?
例えばFPS(ファーストパーソン・シューター)系のゲーム。
表示能力が十分でないモニターを使用していたら、その時点で負けは確定です。
えっ、どんなモニターだったらいいの?
本気で・・・要するにガチでゲームをやるなら高リフレッシュレートのゲーミングモニターは必須です。
実際、競技で勝つためのゲームをしているプロゲーマーの中には、リフレッシュレートが240Hzのモニターを使っている人達がいます。
そのぐらい、モニターの選定は重要なのです。
240Hz?!難しそうな話で理解できないかも
価格が高いと手が出ないよ~
そこで今回は、モニターの選び方をやさしく解説しつつ、コスパ最高な240Hzのゲーミングモニターを紹介します。
もしかして、難しそうな話かもと思った方、ご安心ください。本記事では初心者でも分かるように、出来る限り専門用語を使わずに説明をしますね。
本記事で分かること
- 高リフレッシュレートモニターの必要性が簡単に理解できる
- ゲーミングモニターを選ぶポイントが誰でも理解できる
- 安いけど高性能な240Hzのおすすめゲーミングモニターが分かる
予算はあまりないけどガチなゲーミングモニターの選定で悩んでいる方の参考になれば幸いです。
モニタースペックのリフレッシュレート240Hzの必要性を理解しよう
いきなりですが、モニターのスペックにある「リフレッシュレート」の意味をしっかりと理解してますか?
「高リフレッシュレート」=「高速表示」とザックリした理解の人も多いはず。
ゲーミングモニター選定において、高リフレッシュレートの必要性をしっかり理解するためにも、少々深掘りした説明をします。
できるだけ分かりやすくお願い!
リフレッシュレートとは、モニターが1秒間に何枚の画像を表示できるかを表すスペックです。
モニターに映るゲームの映像ってパラパラ漫画のように、連続で画像を切り替えることで動いているように見える。
そうすると、240Hzってどういう意味なの?
リフレッシュレート240Hzは、1秒間に240枚の画像を切り替えて表示できる。
すなわち、一般的なモニターは60Hzなので、4倍もの画像枚数になる。
要するに1秒間に60枚表示するリフレッシュレート60Hzより、240Hzの方が枚数が多い分、圧倒的に動画がなめらかに見えるわけ。
60Hzと240Hzの違いのイメージはこちら。
上記の通りで、バイクが高速で画面の左から右へ移動した映像では、60Hzで表示される間隔に対し、240Hzでは間隔が狭く表示される量(情報量)が圧倒的に多いのです。
だから一瞬の判断を誤ると命取りになる競技ゲームでは高リフレッシュレートのモニターが有利なのです。
ゲーミングモニター購入で失敗しない選び方のポイントを解説!
ゲーミングモニターを選定するにあたり、リフレッシュレートの他にも必ずチェックしてほしいスペックがあります。
どんなスペックなの?
- 応答速度
- モニターサイズ
- 解像度
- 同期機能
- 目にやさしい機能
上記の通りで必ずチェックして自分にとっての必要性を検討しましょう。
では、ひとつずつ説明します。
応答速度
もうひとつ高速表示に深い意味をもつスペックとして「応答速度」があります。
応答速度をザックリ説明すると「色の変化に要する時間」のこと。
応答速度が遅い場合のデメリットは?
応答速度が遅いと残像が出やすくなります。
一般的にゲーミングモニターは応答速度1ms以下のものが良いとされるが意外とリフレッシュレートとの両立は難しい。
じゃあ、どちらを優先したらいいの?
どちらかと言えば、僕なら応答速度よりリフレッシュレートを優先する。
なぜなら、表示回数(情報量)が少なかったら反応が遅くなり絶対にゲームで勝てないから。
要するにFPS系ゲームで銃の照準を素早く合わせる「エイム力」がどれだけあっても、表示回数が少なければその分、敵に気付くのが遅くなります。
実際、プロゲーマーが使うような240Hzのゲーミングモニターでも応答速度が5ms程の機種は割と存在します。
モニターサイズ
「大は小を兼ねる」的にモニターサイズをテキトーに選んではいけません。
選ぶモニターサイズによって、ゲームのやりやすさが変わってきます。
だから、自分のやりたいゲームに合うサイズを真剣に考えるべきです。
どう言うことなの?
例えば、FPS系の銃で敵を倒すゲームは、画面の隅の壁に隠れていた敵が突然出てきても反応して銃を撃たなければなりません。
要するに自分の視野に画面全体が入っていないと反応できない訳です。
だからFPS系のプロゲーマーは、割と小さい23インチのモニターサイズを使ったりもします。
なるほどね♬じゃあ大きいサイズのモニターはどんなゲームに向いてるの?
一方、大きいモニターはレーシングゲームに向いていると考える。
大きい方が実車に近いリアル感が出て、まるで運転席のフロントガラスから見ているような没入感を味わえる。
とは言え、大きいモニターでも多少離れてプレイすればFPSでも問題ないので、自分のスタイルで考えましょう。
解像度
モニターは、上述した「リフレッシュレート」や「応答速度」で画質が劇的に向上し美しい映像になるわけではありません。
解像度を上げることによって、格段に映像が「繊細」且つ「美しく」なります。
解像度って、そもそも何?
解像度とは、「ドット」と言われる集合体の量を表しています。
あまり解像度を気にせずにPCやテレビを使っている人も少なくないので、簡単ですが説明しておきます。
例えばFHD(フルHD)は、横に1920ドット、縦に1080ドット、並べて敷き詰めたパネルです。
ドットのイメージ
そして各解像度は以下の通り。
解像度 | ドット数(横 × 縦) |
---|---|
FHD | 1920×1080 |
WQHD | 2560×1440 |
4K | 3840×2160 |
とにかくきれいな映像が楽しみたい方には解像度の高いWQHDや4Kがおすすめですが、値段も高くなるのがデメリットです。
しかも、解像度が高いとリフレッシュレートを向上させにくい為、240Hzで4Kの機種はほとんど存在しません。
同期機能(FreeSyncもしくはG-SYNC)
「FreeSync」や「G-SYNC」機能に対応したモニターがあります。
どういう機能なの?
特にゲーミングPCの映像出力に対応している機能ですが、PCとモニター間で映像信号を同期して送受するため、映像の表示にズレがなくなります。
このズレは、高リフレッシュレートならほぼ気にならないとも言われますが、やはりチェックはしておきたい。
なぜチェックした方がいいの?
なぜなら、今後発売されてくる次世代ゲーム機も対応してくる可能性が十分高いと考えられるから。
ちなみにFreeSync対応のモニターが多い印象です。
目にやさしい機能(ブルーライト軽減など)
僕がモニターを購入する際は必ずチェックする機能があります。
それが、目にやさしい機能です。
例えば、「フリッカーレス」や「ブルーライト軽減」に対応しているか。
フリッカーレスって何なの?
「フリッカーレス」は液晶パネル内LED照明のフリッカー(ちらつき)を抑える技術のこと。
じゃあ、ブルーライト軽減って何のこと?
「ブルーライト軽減」は文字通り、目に良くないとされるブルーライトをカットし軽減する機能。
ゲームは長時間集中しがちです。だから目が疲れにくい機能は欲しいところ。目が疲れやすい僕にとって割と重要な機能です。
安いけど高性能な240Hzゲーミングモニターおすすめ3選!
それでは、240Hzのおすすめゲーミングモニターを紹介します。
売れていて評価も高く、出来るだけリーズナブルな機種に限定しました。
とは言え、必要最低限のスペックは欲しいので、選定基準は以下の通りにしました。
- リフレッシュレート240Hz
- 応答速度1ms以下
- FreeSyncやG-SYNCに対応
【24インチ】Acer 240Hz ゲーミングモニター SigmaLine KG251QZbmiipx
正確には24.5インチ、AcerのFHDゲーミングモニターです。
FreeSyncにもしっかり対応し、リフレッシュレートはもちろん240Hz。
パネルは視野角が広いVAパネルが使用されており、応答速度も1msあり十分。まさかのHDR10にも対応。
もちろんVESAマウントにも対応し、プレイ環境をカスタマイズできる。
ブルーライト軽減機能やフリッカーレスに対応しており、目に優しく嬉しい。
完璧なぐらいの仕様なのに、価格はなんと約3.5万円。
機能が充実し、コストパフォーマンスが高い機種ですね。
【27インチ】AOC 240Hz ゲーミング モニター ディスプレイ C27G2ZE/11
日本では知名度がまだまだですが、AOCは2019年と2020年に2年連続で世界シェア1位を獲得しました。
本モデルは27インチの240Hzゲーミングモニターですが、湾曲(曲面)パネルが使用されており、没入しやすくプレイに集中できます。
ゲーミングらしいデザインで、接続端子もHDMIが2つ、DPが1つあり、他社と比べても遜色がありません。
なのに価格がまさかの3万円を切っており、VAパネルとはいえ、驚きの一言ですね。
【27インチ】Pixio 240Hz ゲーミングモニター PX279 Prime
27インチのPixio製ゲーミングモニターです。
解像度はFHDですが、リフレッシュレート240Hz、応答速度1msと完璧。
さらにFreeSync・G-SYNC両方に対応。
しかもフレームレスでデザインにも妥協なし。
一番の驚きなのが、IPSパネルなのに価格が約4.0万円と言う驚異的な安さ。
Pixioはガチはゲーマー達が手軽に高品質なゲーミングモニターを購入できるよう設立されたメーカー。
本気度が感じられますね。
以上となりますが、この辺りは実際に使ってみても大差ないでしょうから、好きなメーカーや好きなデザインで選ぶのもありかなって思います。
Amazonのレビュー書き込みも参考にするとよいでしょう。
まとめ.ゲーミングモニターを手に入れてガチでゲームを楽しもう
いかがでしたでしょうか。
今回はガチでゲームをやりたい人向けに240Hzモニターを紹介してみました。
少しでもゲーミングモニターの選び方が伝わったのなら幸いです。
おさらいですが、ポイントを整理します。
- リフレッシュレートは240Hz
- 応答速度は出来れば1ms以下
- モニターサイズは目的で選ぶ
- 同期機能で映像表示ずれ低減
- 目にやさしい機能はあったら嬉しい
何も知らずにモニターを買うと過去の僕のように後悔しますので、上記のポイントをしっかりと押さえつつ選定しましょう。
そのぐらいモニターの選定は大事なんです。
また、本当にプロゲーマーを目指すのであれば、ちょっと高額ですがこちらの240Hzのモニターが人気です。
BenQが、ガチなゲーマーの為に開発したゲーミングモニターです。
さらに、ASUSは280Hz・1msで且つHDRにも対応したゲーミングモニターを出しています。
まさに、ゲーミングモニターを競うメーカー達のバトルロワイアルですね♬
ぜひ、コアゲーマーとして本気のモニターで思う存分楽しんでください。
あなたにとって最高のモニターが見つかることを祈ってます。
またねー(*^^)v
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