iPhone6を使っていてこんな風に思っていませんか?
- iPhone 6って買ったのかなり前だけど、いつまで使えるの?
- アイフォン6は今年2020年もまだまだ現役でいけるのかな?
- そもそもAppleのサポートっていつまでなの?どうなるの?
- 新しいiPhone SEが出たみたいだけど、さすがに替えた方がいいかな?
今回、この疑問にお答えします。
この記事を書いている僕はエンジニアで、iPhone歴は約10年。
家族&親戚におけるスマホ調達担当として、いままで15台程の購入・セットアップをしてきました。
まだ使っている人がいるiPhone6ですが、さすがにいつまで使えるか調査したので紹介します。
この記事で分かること
- iPhone6がいつまで現役でいけるか分かる
- iPhone6のサービス状況が分かる
- iPhone6を使い続けるポイントが分かる
そして先日、新型iPhone SEが発売されたことで、iPhone6の先行きも見えてきました。
ついでにネタバラシしちゃうと新型iPhoneSEって、iPhone6の未来の完成形です♬
本記事では、スマホの性能とか分かんないって人にも、むずかしい専門用語を出来るだけ使わずに分かりやすく説明しますね。
参考になれば幸いです。
iPhone6は現役で使っていけるか?理由付きで解説!
結論からですが、iPhone6は現役としてちょっと厳しいです!
「ちょっと厳しい」の意味ですが「大丈夫な点」と「大丈夫でない点」があります。
それぞれ理由を整理します。
- 【大丈夫な点】電波規格が4G対応で問題なし
- 【大丈夫でない点】十分とは言えないスペック
上記の通り。ひとつずつ深掘りして説明します。
電波規格が4G対応で問題なし
最近、電波の種類として規格5Gがスタートしたけど、まだまだ4Gが主流で続きます。
もう10年以上前ですが、日本にスマホを普及させたiPhone3Gが使ってた3G規格がやっと終了しようとしているぐらいですから。
先日、我が家に届いた通知を見ていただければ一目瞭然。
「ご利用いただけなくなります」と書かれたiPhoneモデルは、あと数年で電波を受信できず、動作しないことになります!
iPhone 3G、iPhone 3GS
iPhone 4、iPhone 4S
iPhone 5、iPhone 5c、iPhone 5s
その点、iPhone6は4G対応なので問題なしです。
十分とは言えないスペック
まず、スマホがサクサク動くために必要なスペックが「CPU」と「メモリ」です。
CPUばかりに注目がいきますが、実はメモリがとても重要なスペックなんです!
出た~、専門用語出さないって言ったのに~
大丈夫よ、分かりやすく説明してくれるから♬
スマホってね、メモリという部屋の中でデータが処理されるの。
同じデータ量(10)を処理する場合、小さい部屋では(2)しか入れないので、5回出入りが必要。
大きい部屋では(5)入れるから、2回の出入りで済むので効率よくデータ処理が出来る。だから高速でサクサク動ける訳。
メモリのことは、ざっくり、以上のようなイメージでOK。
そしてiPhone6のメモリは1GBで、現代のスマホとしては正直、物足りない量です。
その後発表されたiPhoneシリーズと比べてみます。
名称 | メモリ |
iPhone6 | 1GB |
iPhone6s | 2GB |
iPhone7 | 2GB |
iPhone8 | 2GB |
残念ながらiPhone6だけ1GBです。
メモリが1GBであると、動画やホームページなど年々重たいサイトが増えている現代では、ちょっと重たい動きになり物足りないスペックです。
最新の3Dを駆使した重たいゲームは、カクカクしてほとんどまともにプレイできないはずです。
CPUも現代では正直速くありません。この手のゲームをやりたい人は買い替えを検討するしかないと言っても言い過ぎではないと思います。
とは言え、早さを必要としないゲームやアプリなら問題なく動きますよ。
iPhone6がいつまで使えるか?(サービス・サポート終了の話)
結論を先に言っちゃうと、サービス・サポートは問題ありです。
理由ですが、
- 昨年2019年に登場した最新iOS13に未対応
- 修理は来年2021年でサポート終了の可能性大
上記の通り。では、ひとつずつ説明します。
最新iOS13にiPhone6はアップデート未対応
昨年2019年に現在最新のiOS13にアップデートされましたが、iPhone6は対象機種から外れました。
よってiPhone6はiOS12で止まったことになります。
それってなんか問題あるの?別にスマホ動くみたいだけど・・・
iOSのバージョンが止まると言うことは、最新のセキュリティ技術が搭載されなくなるって事なんです。
えっ、それってセキュリティが薄い危険な状態ってこと!
スマホは常に世界中のネットワークに繋がって情報見れる便利な機械ですが、ネットワークの中はウィルスが無数にいます。
セキュリティがしっかりしていないと安全・安心に買い物すらできないのがネットの世界です。
iOS12でどこまでセキュリティパッチ(新しいウィルス情報)更新に対応してくれるかは不明ですが、iOSが古い以上最新技術ではない可能性は高いと考えます。
最新iOS16.2(セキュリティアップデート)の対象機種が発表されました。残念ながらiPhone6の情報はもうありませんね。
iOSバージョン | 対象 | リリース日 |
---|---|---|
iOS 15.7.2 および iPadOS 15.7.2 | iPhone 6s (すべてのモデル)、 iPhone 7 (すべてのモデル)、 iPhone SE (第 1 世代)、 iPad Pro (すべてのモデル)、 iPad Air 2 以降、 iPad (第 5 世代) 以降、 iPad mini 4 以降、 iPod touch (第 7 世代) | 2022-12-13 |
iOS 16.2 および iPadOS 16.2 | iPhone 8 以降、 iPad Pro (すべてのモデル)、 iPad Air (第 3 世代) 以降、 iPad (第 5 世代) 以降、 iPad mini (第 5 世代) 以降 | 2022-12-13 |
とはいえ、長年に渡りiPhone6を使い続けた人はホームボタンが気に入っているはず。
それなら今のうちに2022年3月より発売されたiPhoneSE3(第3世代)へ買い換えた方がいいですよ。なぜなら先日AppleがSE4は開発しないと宣言したから。
先日、僕もSE3に買い換えたけど、iPhone8より明らかにサクサクで気持ちいい~♬
本記事では、iPhone本体をお得に購入する方法も紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。
サポート終了(修理サービス終了)は2021年が濃厚!
今までiPhoneは販売終了から5年間ほど修理サポートが続いています。
iPhone6がアップルストアから販売終了し姿を消したのが2016年です。
よって5年後の2021年、すなわち来年サポートが終了すると予想できます。
確実な情報ではないかもですが、過去の事例からかなり可能性大で、あまり安心できない期限となります!
バッテリー復活は割とお手軽
近頃は総務省に認められたiPhone修理業者も増えており、データ消去なしでサクッとバッテリー交換したいならアイサポがいい感じです。僕も利用したけど、ネットで簡単に予約可能な上にAppleより安いから完全にありなんだよね。
令和2年(2020年) iPhone6を現役でいける人、いけない人
修理サポートはもうちょっと大丈夫そうと分かったけど、もう6年も前のモデル。
間違いなく、劣化・消耗してきているはずです。
僕はエンジニアを生業にしているので分かりますが、どんなに大事に使っても電子機器は少しずつ消耗していきます。
そんな中、現役で使っていける人、いけない人の特徴をあげます。
どっちに当てはまりますか?
- いままで処理に不満を感じたことがない
- バッテリーの持ちに不満がない
- おサイフケータイ機能がなくても平気
- セキュリティが気にならない(オススメはしません)
- やってみたいゲームがやれなくガマンしたことがある
- バッテリーの持ちが悪く不満がある
- コンビニでスマホのキャッシュレスをやりたい
- セキュリティが気になる人(スマホ使う上で絶対重要!)
特にキャッシュレスは大きいです。世界はキャッシュレスの時代です。
最近コロナウイルスが話題になっていますが、キャッシュ文化が高い日本は感染リスクが高いのかも。
それに、使うと分かりますが、メッチャ便利ですよ。
とは言え、セキュリティがしっかりしていないと安心してショッピングができません。
便利になった分、しっかり守らねければいけないことがあることを理解しましょう。
エンジニアとしてそれなりに知識がありますので、お伝えしておきます。
iPhone6を現役で続けるためにすべきこと
なんとか「iPhone6を使っていける人」に当てはまった方、おめでとうございます!
っと言いたいところですが、もうひとつ条件があります。
それは、メンテナンスです。
なんだよーそれ、分かりやすく言えよ!
そうよ、もったいぶらずに教えなさいよ!
iPhone6で確実に消耗しているのが、「バッテリー」と「ホームボタン」です。
バッテリーの消耗チェック
バッテリーは、簡単に消耗レベルを確認できます。
設定の「バッテリー」⇒「バッテリーの状態」にある「最大容量」の数値が80%以下なら、Appleが認めている劣化した状態です。
とは言え、スマホを使う頻度によっては、まだ大丈夫でしょう。
しかし、70%以下なら、なかなかの劣化レベルなので、使い続けるのならバッテリー交換を検討した方がよいでしょう。
ホームボタンの消耗チェック
iPhone6はホームボタンがありますが、iPhone7のホームボタンとは違います。
iPhone6は完全はメカ式のボタンです。要するに物理的に押し込むボタンです。
ちなみにiPhone7は感圧式で、電子的な感じですが、押した感覚があって不思議です。
この物理式は昔からiPhoneの故障の代表例でした。
iPhone6ではかなり改善されたと言われていますが、劣化は進んでいるでしょう。
いままでホームボタンの反応が悪かったことないですか?
ある人は、一気に劣化が加速しますよ。
バッテリーの交換などメンテナンスに出さないと長く使うことには限界があるでしょう。
ちなみに、iPhone6のバッテリー交換はAppleにて5940円。(2022年5月現在)
ただし、画面に支障(ヒビなど)があった場合、そちらもいっしょに修理対象になり、修理金額が上がってきますのでご注意を。もちろん、勝手に修理することはなく、確認の連絡がきますのでご安心を。
※Appleの修理は、依頼のなかった不具合が発見された場合、見過ごして出荷することはありません。要するにいっしょに修理をしないとバッテリーの交換すらしてもらえないです。一見、融通が利かないメーカーと思われがちですが、一度修理を受け付けたら完璧な修理品を世に出すことを徹底している信用できる会社とも言えます。
【衝撃】新型iPhone SEはポストiPhone6だった
先日、発表・発売が開始された(第2世代)新型iPhone SEが、ポストiPhone6であることが分かりました。
※2022年5月現在、第3世代のiPhone SEが発売されています。
言い換えると新型iPhone SEこそがiPhone6の未来の完成形でした。
おーい、また、おかしなこと言ってるぞー!
まあまあ、もうちょっと聞いてあげましょう
いままで、iPhone6 → iPhone6s → iPhone7 → iPhone8 と発表されてきましたが、この4台、ほぼ大きさが同じです。
すべて4.7インチディスプレイ。
そして、新型iPhone SEは、iPhone8とケースが共用できる全く同じ大きさと発表されました。
だからポスト(次期)なのです。正確にはポストのポストのポストのポストだけど(笑)
そしてそして、注目すべきは、CPUをApple最新スマホのiPhone11 Proと同じものを搭載したこと。
そのあたりは以前書いた記事「iPhone SE(第2世代)は買いなの?旧iPhoneとの比較で分かったおすすめ7つの理由とは」でも詳しく解説していますが、価格もあり得ないほど安くて衝撃的です。
【結論】iPhone6を使い続けるならメンテ必須だけどオススメはしません
iPhone6は購入して5年以上経過している人もいるでしょう。
どうしても使い続けるなら、バッテリー交換だけは依頼した方がよいでしょう。
ただし、画面などにヒビがあれば、パネル交換で修理代が跳ね上がるので、正直、買い替えをおすすめします。
ヒビ割れには要チェックだな
また信じられない事として、セキュリティの重要性を分かっていない人が世の中多いなあと感じています。僕はエンジニアでネットウィルスの脅威をよく分かっていて出来るだけ新しいiPhoneを維持するように心がけています。でも最新のiPhoneは高すぎるので型落ちモデルを格安で手に入れる方法を10年実践してきました。
その方法、教えなさいよ
その方法のすべてを以前こちらの記事で解説しましたので、よろしければどうぞ。
≫iPhoneの本体だけ購入する方法とその後のデータ移行までやさしく解説!
最後までお読みいただきありがとうございました。じゃあ、またね。
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残念なことにApple Storeへ修理に出すと1~2週間ほど預ける必要がある上に、一番キツイのはデータを消す必要があること!
そんなとき全国280店舗以上を展開する総務省登録修理業者【iPhone修理アイサポ】
公式サイト≫【iPhone修理アイサポ】